教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

2学期に向けて家でできる準備 名著の読み返し

2学期に向けて家でできる準備を進めている。

名著の読み返し、これが自分にとっては極めて大切な作業である。

過去に読んだ教育書の中で、「これぞ、名著。」「これを自分の血肉としたい!」というものを10冊程度まとめて、ひとつの棚に入れている。

そして、これらの本を各学期の始めに読み返すことにしている。

優れた本の内容を自分のものにするには、「反復練習」これしかない。

昨日読み返した本は2冊。

 

『教師崩壊』妹尾昌俊

『伴一孝の教師道1』伴一孝

 

どちらも、これからの自分の教師人生において、様々なヒントをくれる本である。

 

『教師崩壊』妹尾昌俊 では、

教師の数が足りない

教師の質が落ちている

教師のなり手がへってきている

学校はますます忙しくなる

学校はもはや「沈みかけの船」

ということがよくわかる。

自分の学校現場での感覚としても、かなり的を得た主張である。

そんな学校現場であと30年間、どうやって自分は生き抜くか。

そんなときにヒントになるのが、

『伴一孝の教師道1』伴一孝

である。

自分の頭でしっかりと考え続けること。

「授業の運動神経」を身につけること。

教師としての哲学を自分でしっかりと持つこと。

正しい方向で学び、努力を続けること。

 例)読書、ノート作業、研究授業など

 

学校現場の大変さは今後も変わらない。むしろひどくなるだろう。

そんな中で、自分の身は自分で守るしかない。

自分の腕は自分で磨いていくしかない。

自分の信念を貫き、自分の信じる道を進み続けることが、70歳まで教師をつづけるためのポイントとなる。