KMBJKについて考察する。
めったにない経験である。
これをどう分析し、自分なりの教訓として今後に生かしていくか。
これが大切となってくる。
まず第一に、構造的な問題がある。
Kに大きな責務がかかりすぎている。業務が多すぎる。
その結果、真面目にやろうとすればするほど仕事が追い付かず、メンタルと身体がやられてしまう。
担任でも、あれだけ休めば、仕事は追い付かない。
ましてやKになれば、もっと業務は多いはず。普通にやっていても毎日残業しているのだから、あれだけ平日に休めば、当然業務は追い付かない。
ある意味では、KTも被害者の一人である。
そして、万が一のときは、組織は守ってはくれない。
個人の責任で片付けられる。
第二に、自分ならどうするかを考える。
基本原則としては、佐藤優氏から学んだように、
「休まず、遅れず、働きすぎず」
これを守っていく。
休まずに働き続けられるように、メンタルとフィジカルを強化していく。
柔軟にしていく。
そのために、日々、トレーニングを行い、行思法を行う。ノート作業で思考を磨き、読書で学び続ける。
休まずに、最適限度の仕事をきっちり行う。働きすぎない。課題の分離を行い、自分の仕事でないことはやらない。
このようにして、毎月の給料をしっかりもらい、健康で自分にとって安楽に楽しく長く働き続ける。そして、退職金もしっかりもらう。
このような戦略で自分ならいく。
今回のKJでは、下手すれば免職。退職金もなし。
今まで組織のために、体調を崩してまで働き続け、メンタルを壊してまで頑張ってきた結果がこれなのは酷すぎる。
もちろん、法律の順守は当然のことである。これができなければ、話にならない。
しかし、そこに至るまでの経過をみれば、身近にいたものとしては、辛いものがある。
もっとうまくやれなかったのかと思う。
兵は詭道なり、である。
うまく手を抜き、ずるく強かにやる方法もあったはずである。
ストレスの発散法をもっと他に求めることができたはずである。
自分は、毎朝走り、筋トレもし、ギターを弾きながら好きな歌を歌うことで、ストレスを発散している。読書も最高だ。
これがあれば、自分の人生は十分満足である。
人それぞれの自分に合ったストレス発散法を持つことが、教師を長く続けていくためには必須の条件である。
自分の身は自分で守るしかない。
自分の腕は自分で磨いていくしかない。
これが人生における基本原則である。
自分は、書くことと読むことで、独学を一生続けていく。