教師の世界で、20年以上働いてきた。
そして、今後30年ほど働き続けたい。
今までに自分が目にした現場の様子から分析すると、この教師の世界は上にいけばいくほど仕事はつまらなくなり、自分の納得のいく人生は過ごせない。
これは間違いない。
もちろん、この分析は100%自分の主観である。
他の人にとっては、上にいくことでやりがいを感じ、自分らしく生きていける場合もある。
しかし、自分は自分。他人は他人。
自分がこの世界でどう生き抜いていくかを考えたとき、上にいくほど、自分の納得のいく道は進めない。
下のほうで、下座行をしながら、明るく元気に働く。これが自分の目指す道である。
上にいけばいくほど、規則に縛られる。
本音を言いづらくなる。
そして、教師の世界には構造的な大きな問題がある。
仕事が多すぎる。仕事が偏りすぎる。長時間労働。人気不足による人不足。
このような中で、上を目指すと、自分のやりたいことは当然できない。
仕事が山のようにまわってきて、体調を壊す。
責任が重く、仕事時間も長く、くだらない会合や会議に出席しなければならない。
その上、給料はそれほど高くはならない。
管理職のなり手が減っているのも当然だ。
さらに、高学年担当を目指しても、同じだ。
人事で管理職から指名されれば、それはやればよい。
自分のやり方でやっていく。
高学年でも中学年でも低学年でも原理原則は同じだ。
しかし、自ら希望して率先して目指す必要はない。
行事が多く、生指面での課題も多く出てくる。
以上を考えると、自分は自分の道を自分でつくっていくしかない。
自分が心から納得のいく反脆い人生を送れるように、自分なりのやり方でやっていく。