土日はゆっくりと家で過ごすことができた。
土曜日は「年寄りの半日仕事」で午前中は仕事を進める。
午後はゆっくりと読書したり昼寝したり、子どもと一緒に遊んだりした。
これが自分の目指す理想の人生だ。
日曜日は一切仕事はしない。
気の向くままに自分の好きな本を読み進める。
新聞もじっくり読む。
好きなテレビをみる。ごろごろだらだらする。
昼寝もする。
午後からは家族でスイーツを食べに行く。
こういう時間、こういう生活が、平日の仕事の原動力となる。
土日の過ごし方がだんだん上手になってきた。
以前は、勉強会にがんがん参加していた。
だから土日が両方勉強会で潰れてしまうということもあった。
しかし、コロナ禍になってから、それがガラッと変わった。
よくもわるくも、自分の人生はこれでいい。
教師の仕事についても同じだ。
自分の理想を貫くことで、弊害が出てくる。
デメリットも当然ある。
しかし、自分が心の底から正しいと思うことなら、それを貫けばよい。
今朝、『教師崩壊』妹尾昌俊 を読み返した。
この本は今の教師の世界の問題点を見事に書きあわらしている。
自分の中ではかなりの名著である。
この本を読み返しながら、自分の立ち位置、自分の戦略を練り直した。
自分は自分でやっていくしかない。
これが結論である。
教師の構造上の問題点は自分一人が改善できることは少ない。
しかし、自分一人がやっていく分にはいくらでも工夫できるし、改善できる。
自分は自分で時間を作り出し、日々の授業を充実させていく。
これに尽きる。
そして、周りから批判されようと、陰口を言われようと、人事で干されようと、自分は定時で帰宅する。残業はしない。
ここは絶対に譲れない。
この働き方で堂々と70歳までこの世界で、生き抜いてみせる。
覚悟をきめろ。
腹をすえろ。
命はとられない。職も失わない。
そう考えれば、怖いものは何もない。