学校の取り組みであれば、自分の考えがどうであれ、しっかり取り組んでいく。
しかし、問題があれば、当然、事前や事後の職員会議で反対意見を述べる。
堂々と意見を述べ、子どもたちにとって少しでも良い取り組みになるように努力する。
現在の学校でも、この取り組みはどうかと疑問を抱くものがある。
自分が担当だったときは、取り組み廃止の提案もしたが、却下された。
そのため、いままでこの取り組みを続けてきた。
しかし、今年度新たに自分の担当学年を指導するにあたり、大きな問題があるように感じた。
そもそも学習指導要領からは外れている。
丁寧に正しい字形で書かせることは大切なことだ。
日々の授業や書写の授業などで指導もしている。
しかし、それを過度に厳しくして丸つけし、賞状を渡していくのはどうか。
指先の発達段階が未熟な子にとっては非常に難しい。
書くのが嫌になる。勉強が嫌になってしまう可能性がある。
学校が楽しい。勉強がわかる。楽しい。勉強が好き。
こう思わせるのが、学校教育の大事なポイントだ。
厳しく丸つけしすぎて、学校や勉強が嫌になってしまっては本末転倒だ。
もちろん、授業の中で厳しく評定する場面があってもよい。
そのことによって熱中する時も多々ある。
しかし、現在のこの取り組みは非常に問題があるように感じる。
今後、なんらかの行動を起こして改善していきたい。