教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

厳しく丸つけしすぎて、学校や勉強が嫌になってしまっては本末転倒だ。

学校の取り組みであれば、自分の考えがどうであれ、しっかり取り組んでいく。

しかし、問題があれば、当然、事前や事後の職員会議で反対意見を述べる。

堂々と意見を述べ、子どもたちにとって少しでも良い取り組みになるように努力する。

現在の学校でも、この取り組みはどうかと疑問を抱くものがある。

自分が担当だったときは、取り組み廃止の提案もしたが、却下された。

そのため、いままでこの取り組みを続けてきた。

しかし、今年度新たに自分の担当学年を指導するにあたり、大きな問題があるように感じた。

 

そもそも学習指導要領からは外れている。

丁寧に正しい字形で書かせることは大切なことだ。

日々の授業や書写の授業などで指導もしている。

しかし、それを過度に厳しくして丸つけし、賞状を渡していくのはどうか。

指先の発達段階が未熟な子にとっては非常に難しい。

書くのが嫌になる。勉強が嫌になってしまう可能性がある。

 

学校が楽しい。勉強がわかる。楽しい。勉強が好き。

こう思わせるのが、学校教育の大事なポイントだ。

厳しく丸つけしすぎて、学校や勉強が嫌になってしまっては本末転倒だ。

 

もちろん、授業の中で厳しく評定する場面があってもよい。

そのことによって熱中する時も多々ある。

しかし、現在のこの取り組みは非常に問題があるように感じる。

今後、なんらかの行動を起こして改善していきたい。