教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

基本文献の読み込み●●●具体的事実で教育を語るとき「にせもの」と「ほんもの」がはっきりとしてくる。@向山洋一

基本文献の読み込みが順調である。

要諦集は5巻まで読了。

細分化して、少しずつ読み返していくのがよい。

じっくりと味わいながら、自分の生きる道の活路をこの本の中に見出していく。

 

特に心に響いた部分はノートに書き写す。

それほど量は多くはないが、厳選して、今の自分に最適なものを自分で選び出す。

 

向山洋一 教育要諦集 第五巻より

 

P.8

具体的事実で教育を語るとき「にせもの」と「ほんもの」がはっきりとしてくる。

 

 

教育の世界にはにせものが多い。90%はにせものだ。

残りの10%のほんものの部分を自分は追究していきたい。

ほんものの教師、ほんものの教育実践を自分は目指したい。

どうすればいいか。

心から尊敬する人から学び続ける。

にせものと感じた部分は、どうしてそれがにせものなのかをとことん考え抜く。

自分の中、学校の中にあるにせものを否定し、新たなほんものを創造していく。

自分にできることから始めればよい。

具体的事実を一つ一つ積み上げていくのだ。

 

P.78

私は学校における研究を最重点にしてきた。

 

 

これもまさに真理だ。

自分も、今の自分の学校の研究を最重点にして、日々の実践を作り出していく。

もちろん、にせものの部分がある。

そこははっきりと否定し、ほんものの研究を追究していく。

自分一人でもやっていく。

研究し、成果と課題を発信する。

上品に、穏やかに、知的に。

その結果、間違っていた部分は修正すればよい。

自分の中にあるにせものを一つ一つ修正していくのだ。

それがほんものへの道へとつながる。