教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

どの学年のどの教科でも活用できる向山型の流れ

向山洋一先生の映像全集を視聴している。

月曜日と土曜日の朝は映像全集の日と決めている。

こうやって定期的に尊敬する先生の授業映像を見返し、学び続けることは、自分にとって最高の教師修業である。

 

何度見ても、学びがある。

まさに学びの宝庫である。

繰り返し視聴し、ノートに書き出し、自分の血肉としていく。

教室での自分の授業にフル活用していく。

 

今回の視聴での学び。

 

1 討論の授業を目指す。

季節はいつか。証拠を文章の中から見つける。

指名なし発表。

教師は隅に腰掛けて、子供達が次々と意見を発表する。

討論の論点は教師が明確に示す。

冬の初めか中程か終わりか。

このように明確に示した上で、あとは子供達に自由に発表させる。

この流れは、どの学年のどの教科でも活用できる向山型の流れである。

自分もこの型を身につければ、授業にグッと深みがでる。

 

2 討論に手入れをする。

 指名なし発表が次々と続くが、終わりの時間が迫っている。

 そんなときの手入れの一言。

「今まで出た意見と違う人だけ言いなさい」

これで時間を省略できる。すべての意見を出し尽くすことができる。

短くズバッと指示する。これが大切。

 

3 授業の終盤の締め方

教師が短く解説する。描写型で語ってきかせる。

映像が浮かび上がるような描写の語り。これがすごい。

さらに、全員起立、一回読んで終わり。

このように、授業のあらゆる場面で音読を入れていく。

国語の授業は音読が大事。これがよくわかる流れであった。

音読を授業中に確保することによって子供に力をつけていくのだ。

 

以上、大きく3点の学びであった。

このように、学んだことをブログでもアップすることで、さらに学びを深めることができる。

繰り返し学び続ける。

ブログでのアウトプットも最高の教師修業である。