向山洋一先生の映像全集を視聴している。
月曜日と土曜日の朝は映像全集の日と決めている。
こうやって定期的に尊敬する先生の授業映像を見返し、学び続けることは、自分にとって最高の教師修業である。
何度見ても、学びがある。
まさに学びの宝庫である。
繰り返し視聴し、ノートに書き出し、自分の血肉としていく。
教室での自分の授業にフル活用していく。
今回の視聴での学び。
1 討論の授業を目指す。
季節はいつか。証拠を文章の中から見つける。
指名なし発表。
教師は隅に腰掛けて、子供達が次々と意見を発表する。
討論の論点は教師が明確に示す。
冬の初めか中程か終わりか。
このように明確に示した上で、あとは子供達に自由に発表させる。
この流れは、どの学年のどの教科でも活用できる向山型の流れである。
自分もこの型を身につければ、授業にグッと深みがでる。
2 討論に手入れをする。
指名なし発表が次々と続くが、終わりの時間が迫っている。
そんなときの手入れの一言。
「今まで出た意見と違う人だけ言いなさい」
これで時間を省略できる。すべての意見を出し尽くすことができる。
短くズバッと指示する。これが大切。
3 授業の終盤の締め方
教師が短く解説する。描写型で語ってきかせる。
映像が浮かび上がるような描写の語り。これがすごい。
さらに、全員起立、一回読んで終わり。
このように、授業のあらゆる場面で音読を入れていく。
国語の授業は音読が大事。これがよくわかる流れであった。
音読を授業中に確保することによって子供に力をつけていくのだ。
以上、大きく3点の学びであった。
このように、学んだことをブログでもアップすることで、さらに学びを深めることができる。
繰り返し学び続ける。
ブログでのアウトプットも最高の教師修業である。