昨日の続き。
自分の失敗についての反省。
振り返り、関連書を読む中で良い言葉に出会えた。
忍辱の衣
忍辱(にんにく)の心があらゆる障害から身を守る。
これはまさに自分にぴったりの言葉だ。
カッとなったとき、腹が立った時、屈辱を感じた時には、この言葉を思い出し、ぐっとこらえる。忍辱の衣を身につけて、自分の身を守る。
組織の中で働いている以上、自分の思い通りにならないことはたくさんある。そういうときにどう考え、どう行動するか。どうやって自分の身を守るか。それを一つずつ学んで自分のものにしていこう。
思えば、今まで、カッとなって様々な失敗をしてきた。それはしょうがない。よくも悪くも自分なのだ。しかし、このままではいけない。自分を自分で変えていく必要がある。
『忍辱の衣』を身について、自分の身をしっかり守っていこう。
さらに、失敗したときの心構えについて、向山洋一先生の文章を読み返した。これは昔から何度も読み返し、自分を助けてきてくれた文章である。
先ほどの『忍辱の衣』と同様に、自分の血肉としていきたい。
向山型算数 2014年 5月号より
困難、トラブルに直面したとき、最も大切なことは何か。それは次のことだ。
反省はするな。
次の方策を考え、すぐ行動せよ。
これこそが大切なのだ。次の策もうまくいかないときがある。そのときどうするか、決まっている。
さらに、次の方策を考え、実施せよ。
教師の行為は、この連続なのである。
次々と方策を考え、克服できる教師は次のような人だ。
①本を読み、セミナーに出かけ、よい方法を学んでいる人。
②サークルなど、親身になって相談にのってくれる仲間がいる人。
③よい方法を素直にやってみることができる人。
④トラブルの枠組みを大きな視点からとらえられる人。
⑤「そんなことまでやってみるのか」と、枠をはずれた考えができる人。
⑥決して、あきらめない人。
このような人なら、必ず克服していける。神様はもっとすてきなステージに進んでもらいたいから、テスト問題を用意したのである。
さらにもう一つ。
教室ツーウェイ 2004年11月号より
トラブルにくよくよしなくていい。
反省なぞしては、駄目だ。
やるべきことは「トラブル」の事実を受け入れ、それを突破する方策を十も二十も三十も考え出し、他から学んで、実行することなのである。
落ち込んだ時に必要なのは反省ではなく、次々とやっていく方策であり、実行力なのである。
反省は、成功の頂点にいる時にこそすることなのだ。
本当にいい文章だ。
トラブルにあったとき、失敗してしまった時、やるべきことは次の方策だ。
落ち込んでいる暇はない。反省している暇はない。
次々と方策を考え、実行していくのだ。
かっこいい。
失敗しながらも、行動し続ける。
そんな人間を目指したい。
今回の失敗からまた一つ学ぶことができた。
今後に生かしていこう。