教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

忍辱の衣 ・・・忍辱(にんにく)の心があらゆる障害から身を守る。

昨日の続き。

自分の失敗についての反省。

振り返り、関連書を読む中で良い言葉に出会えた。

 

忍辱の衣

忍辱(にんにく)の心があらゆる障害から身を守る。

これはまさに自分にぴったりの言葉だ。

カッとなったとき、腹が立った時、屈辱を感じた時には、この言葉を思い出し、ぐっとこらえる。忍辱の衣を身につけて、自分の身を守る。

 

組織の中で働いている以上、自分の思い通りにならないことはたくさんある。そういうときにどう考え、どう行動するか。どうやって自分の身を守るか。それを一つずつ学んで自分のものにしていこう。

思えば、今まで、カッとなって様々な失敗をしてきた。それはしょうがない。よくも悪くも自分なのだ。しかし、このままではいけない。自分を自分で変えていく必要がある。

『忍辱の衣』を身について、自分の身をしっかり守っていこう。

 

さらに、失敗したときの心構えについて、向山洋一先生の文章を読み返した。これは昔から何度も読み返し、自分を助けてきてくれた文章である。

先ほどの『忍辱の衣』と同様に、自分の血肉としていきたい。

 

向山型算数 2014年 5月号より

 困難、トラブルに直面したとき、最も大切なことは何か。それは次のことだ。

 反省はするな。

 次の方策を考え、すぐ行動せよ。

 これこそが大切なのだ。次の策もうまくいかないときがある。そのときどうするか、決まっている。

 さらに、次の方策を考え、実施せよ。

 教師の行為は、この連続なのである。

 次々と方策を考え、克服できる教師は次のような人だ。

①本を読み、セミナーに出かけ、よい方法を学んでいる人。

②サークルなど、親身になって相談にのってくれる仲間がいる人。

③よい方法を素直にやってみることができる人。

④トラブルの枠組みを大きな視点からとらえられる人。

⑤「そんなことまでやってみるのか」と、枠をはずれた考えができる人。

⑥決して、あきらめない人。

このような人なら、必ず克服していける。神様はもっとすてきなステージに進んでもらいたいから、テスト問題を用意したのである。

 

さらにもう一つ。

教室ツーウェイ 2004年11月号より

トラブルにくよくよしなくていい。

反省なぞしては、駄目だ。

やるべきことは「トラブル」の事実を受け入れ、それを突破する方策を十も二十も三十も考え出し、他から学んで、実行することなのである。

落ち込んだ時に必要なのは反省ではなく、次々とやっていく方策であり、実行力なのである。

 反省は、成功の頂点にいる時にこそすることなのだ。

 

本当にいい文章だ。

トラブルにあったとき、失敗してしまった時、やるべきことは次の方策だ。

落ち込んでいる暇はない。反省している暇はない。

次々と方策を考え、実行していくのだ。

かっこいい。

失敗しながらも、行動し続ける。

そんな人間を目指したい。

 

今回の失敗からまた一つ学ぶことができた。

今後に生かしていこう。