いよいよ2学期が始まる。
8月から12月まで4ヶ月の長丁場である。
自分のリズムをしっかりと作って、この長い2学期を乗り切っていく。
この夏に読み返した次の2冊
『上達の法則』岡本浩一
『スランプ克服の法則』岡本浩一
に、「精密練習」ということが書かれている。
『上達の法則』岡本浩一
1 精密に学ぶ。ひとつのものを深める。
2 対象を変えて精密練習を繰り返す。精密練習の対象を変えてみると、もともとこだわっていた対象と、新しくこだわることにした対象の特徴が、はっきりと心に映るようになる。ひとつを深く学んだあとだから、その心への映り方は深い。この種の経験を積み重ねることが、洞察を生んでいく。
3 深い模倣や暗唱をする。
『スランプ克服の法則』岡本浩一
1 ひな型トレーニングをしない人はスランプに陥りやすい。
2 少数のひな型を繰り返し鍛錬して深めていく。効率のよい上達法を目指すなら、それが一番よい方法だ。
3 新しいひな型トレーニングを考案する。
2学期を乗り切るためにも、3年先の稽古という意味でも、この「精密練習」あるいは「ひな型トレーニング」は極めて重要である。
以前、明治図書から出ている谷和樹先生の「発酵」の授業を徹底的に学んだことがあった。あれも「精密練習」の一つだ。
向山洋一先生の「春」の授業の完コピを目指したこともある。あれも「精密練習」。
どちらも間違いなく自分の役に立っている。自分の力となり、日々の自分の実践を支えてくれている。
しかし、近年、この「精密練習」をやっていなかった。
70歳まで教師を続けるために、この「精密練習」を復活させる。
早速、自分で「精密練習」フォーマットを作り、毎朝の日課に加えることにした。
百回観て(読んで)、百回実践する。
こうすれば必ずできるようになる。
毎朝の精密練習、これを70歳まで続けよう!!