年が明けた。
元旦でも、ヒルティ式で仕事を進める。
今日は土曜日。仕事をする日だ。
明日は日曜日なので、ゆったりと休息する。
自分にはこのヒルティ式の働き方があっている。
自分のリズムでコツコツと仕事を進める。
7日目はしっかりとゆったりと休む。日々、これの繰り返しだ。
昨日は、3学期に向けて、基本文献の読み返しをしていた。
そのうちの一つが、
『森信三 訓言集』である。
この本には、心に響く言葉がたくさんつまっている。
森信三先生の本では、もう一冊、「修身教授録」も読み返したい。
これはまだ机の上に積んでいる状態である。
良い本は何回でも読む。自分の血肉とする。
100回でも200回でも読み返すことが大事だ。
『森信三 訓言集』からノートに書き出した言葉を引用する。
十年一道を歩む
九十九人が川の向こう岸で騒いでいても、自分一人は志した道を歩くだけの覚悟がなくてはならぬ。
すごく心に響いた。
自分の志す道は、向山型をとことん追究していくことだ。
子どもにとって価値ある教師となる。
定時内で仕事を完結させる。
授業で勝負する。
これらのことを淡々と黙々とやっていく。
周りのものが違う方向で、違う方針で騒いでいても、自分は自分の道を行く。
自分の信念を貫く。
10年、20年とこれでやってきた。
まだまだこの道は続く。
自分の志す道を信じて、頑固にしたたかに教師修業を続けていく。
人間には男一匹、生きる道があるのです。たとえ世間的な地位は低くても、その存在が、他の何物を以ってしても換え難いものであれば、そこに「一天地」を拓いたと云うわけです。
出世はできない。人事では勝てない。
しかし、自分が男として、この人生を生きる以上、自分自身が納得のいく道を歩みたい。自分が自分の道で努力を続けていけば、必ず、自分の「一天地」を拓くことができる。
読書とノートを大切にし、向山型を追究し続ける。
これが自分の努力だ。
ここに自分の「一天地」を拓いていく。創り出していく。