教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

男一匹、生きる道 ●●●『森信三 訓言集』●●●

年が明けた。

元旦でも、ヒルティ式で仕事を進める。

今日は土曜日。仕事をする日だ。

明日は日曜日なので、ゆったりと休息する。

自分にはこのヒルティ式の働き方があっている。

自分のリズムでコツコツと仕事を進める。

7日目はしっかりとゆったりと休む。日々、これの繰り返しだ。

 

昨日は、3学期に向けて、基本文献の読み返しをしていた。

そのうちの一つが、

『森信三 訓言集』である。

この本には、心に響く言葉がたくさんつまっている。

森信三先生の本では、もう一冊、「修身教授録」も読み返したい。

これはまだ机の上に積んでいる状態である。

良い本は何回でも読む。自分の血肉とする。

100回でも200回でも読み返すことが大事だ。

 

『森信三 訓言集』からノートに書き出した言葉を引用する。

 

十年一道を歩む

 九十九人が川の向こう岸で騒いでいても、自分一人は志した道を歩くだけの覚悟がなくてはならぬ。

すごく心に響いた。

自分の志す道は、向山型をとことん追究していくことだ。

子どもにとって価値ある教師となる。

定時内で仕事を完結させる。

授業で勝負する。

これらのことを淡々と黙々とやっていく。

周りのものが違う方向で、違う方針で騒いでいても、自分は自分の道を行く。

自分の信念を貫く。

10年、20年とこれでやってきた。

まだまだこの道は続く。

自分の志す道を信じて、頑固にしたたかに教師修業を続けていく。

 

人間には男一匹、生きる道があるのです。たとえ世間的な地位は低くても、その存在が、他の何物を以ってしても換え難いものであれば、そこに「一天地」を拓いたと云うわけです。

出世はできない。人事では勝てない。

しかし、自分が男として、この人生を生きる以上、自分自身が納得のいく道を歩みたい。自分が自分の道で努力を続けていけば、必ず、自分の「一天地」を拓くことができる。

読書とノートを大切にし、向山型を追究し続ける。

これが自分の努力だ。

ここに自分の「一天地」を拓いていく。創り出していく。