『残像に口紅を』を読んでいる。
深みはないが、実験的な小説として読む分には面白い。
こういう小説があってもよい。
他の小説と併せて読みすすめていく。
それぞれの本によって、内容の重みやテイストが全く違う。
これがいい。
違いをしっかり感じながら読書を楽しんでいく。
ウェイテッドボール読書法ならば、飽きたら違う本に移れる。
それがよい。
本を読みすすめいくと、どうしても飽きがくる。
そこをどうにか乗り越えれば、スピードが加速し、面白く読み進められる時期がくる。
飽きたり、疲れたら、休憩。筋トレして気分を一新する。
これも一つの手である。
他に、違う本を手に取り、気分を変えるのも大いに有効である。
『残像〜』では次々と言葉が消えていく。
言葉とともに、物語の人や物も消えていく。
最後には何が残るのか。
自分までも消えてしまい、終わる。
ある意味、これは人生を象徴している。
世の中のものはいつかはなくなる。命も消えていく。
人類も遠い未来には滅亡する。
太陽もなくなる。
これを小説の中で、虚構的に味わえる。
やっぱり本はすごい。読書は最高だ。
甲本ヒロトにとってのロックは、自分にとっては読書だ。小説だ。
読書をとことん楽しんでいこう。