『暇と退屈の倫理学』を読み進めている。
以前途中まで読んでいたものの、なんとなく最後までよめずに本棚に眠っていたものだ。
朝イチのWB読書法をやり始めてから、リストの一つに加えた。
これが抜群に面白い。
『光圀伝』も面白いが、『暇倫』も同じくらいの面白さがある。
知的さがある。
思考の過程が非常に勉強になる。
教師の仕事をしながら、いかに暇を確保していくか。
これは自分にとっては重要な課題だ。
さらに、その暇を充実させる手立てや技も身につけていく必要がある。
暇を確保するには、定時退勤を貫くことが一番だ。
さらには、自分の仕事の技術を磨き続け、仕事を定時内で完結させることも必要になってくる。
だからこその教師修業である。
二十代、三十代はこの教師修業に全力を注いだ。
サークルやセミナーに通い、書籍も読み込んだ。
そうやってきての今の自分がある。
このことに後悔はない。
そして、四十代。
これからは違うステージを目指す。
暇をしっかり確保し、退職後のKKに向けて、読書を積み重ねる。
定年までの仕事は今までの貯金をうまく使いながら、ほどほどに仕事をする。
もちろん定時内は全力で働く。
しかし、定時外は重点の置き方を教師修業からKK修業に変える。
読書を楽しむ。
散歩も楽しむ。
暇を満喫する。
理想の人生は自分自身で作り出していくしかない。