教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

自分だったらどうするか、という視点で常に考えておく

昨日はあれこれと思うことがあった。

多学年のイベントリハ参観。

自分ならどうするかという視点で見て、考えていた。

自分ならこれは絶対にしないということのオンパレードだった。

確かに完成度は高い。工夫もされている。

しかし、これだけのことをやるために、どれだけの時間を費やしてきたのか。

どれだけの授業時間と休憩時間を使ったのか。

それを考えると、このイベントはマイナスの方が大きい。

授業時間にはしっかりと授業をするべきだ。

イベントなどに過大な時間をかけるべきではない。

学力が保証できない。

休み時間はきっちりと保証するべきだ。

授業時間内でできないことを休み時間に強制的にやらせるべきではない。

 

内容も同じだ。

何を子どもにさせているのか。何を見さされているのか。

これが本当に学校教育で必要なことなのか。

そう考えると、本当に必要な時間は昨日の場合はたった5分だけだった。

前振りの出し物が延々と続き、やっとメインの部分が始まったと思ったら、またさらに余計な紹介が続き、後半残り15分のところで、本来の発表部分が始まった。

 

自分の担当ではないので、あれこれいうことはない。

担当の先生が、自分の教育哲学と信念に基づいてしっかりやればよい。

自分は管理職ではないので、あれこれ指導する立場にはない。

しかし、自分だったらどうするか、という視点で常に考えておくことは必要だ。

それが将来の自分の仕事の充実へとつながる。

 

自分が担当なら、昨日のツッコミどころ満載のイベントをどうするか。

まず、本来の趣旨に戻す。

本来の趣旨、目的に基づいて、大事な部分だけしっかり発表する。

そこだけだ。

あとは、時間を埋める必要があれば、普段の授業の成果を発表していけばよい。

無駄な練習時間は9割カットする。

休み時間はきっちりと子どもたちに確保する。

授業時間はしっかりと授業を行い、子どもたちの学力をつける。

授業で子どもを向上させる。

自分はこのような仕事をしたい。

自分の理想をしっかりと追い求めていく。