教師の仕事の中心は授業である。
授業をいかに組み立てていくか。
さまざまな授業の技術を駆使し、しっかりと深い教材研究をし、知的でわかりやすく楽しい授業をする。
ここに自分は一生を捧げる。
もちろん定時内だけだが。
仕事をしているときは全力でやる。
授業の腕を上げれば、授業内で子どもたちの力をつけることができる。
子どもが良い方向に伸びていき、トラブルも減っていく。
授業の中で子どもとの関係性を築き上げることができる。
何十年もやっていれば、仕事のメリハリもつけられるようになってくる。
どうでもいいことには力を抜く。
本当に大事なところに全力を注ぐ。
このようにして、自分は七十歳まで平の教師として一生を過ごす。
そして、余暇を利用して、70歳からの仕事の準備をしていく。
物語を書くこと。これが70歳からの自分の仕事だ。
どれだけものになるかはわからないが、リスクはほぼない。
書くことで自分が楽しめればよい。
生活費はコンビニのバイトで賄えばよい。
あるいは年金でやりくりすることもできるかもしれない。
今から着々と準備を進めていけ。