精密練習をほぼ毎日やっている。
前回の精密練習は向山先生の「いろは歌」の授業だった。
100回完了したので、一区切りして、新しいメニューに入った。
今回は谷先生の「算数 飛び込み授業」だ。
前回の授業も、今回の授業も、学びの宝庫だ。
自分一人で自分の腕を磨き続ける。
そのために、精密練習は必須のメニューである。
笑顔、子どもへの声かけ、授業者としての気概、咄嗟の対応、授業の組み立て・・・
学ぶべき点は山ほどある。
そして、何よりも大事な点は、自分が向山先生や谷先生を尊敬しているという点である。
人はただ愛する者からのみ学ぶ
というゲーテの言葉がある。
やはり、何かを学ぶときは、尊敬する人からこそ学ぶことができる。
校内の研究授業ではそうはいかない。
尊敬もしていない人から学ぶことはなかなか難しい。
もちろん、尊敬する先生からしっかり学んだ上で、反面教師として、さまざまな先生の授業から学びとることは可能である。
しかし、まず学びの第一歩は「愛するものから学ぶ」である。
自分の尊敬する先生の授業を毎朝、精密練習で学んでいく。
これが最上の教師修業である。
子どもの前に立つ以上は、一生この修業を続けていきたい。