教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

子供が登校し、授業が始まると教師の仕事はやりがいがぐっと上がってくる。

2学期開始。

始業式のあとに宿題を回収する。

朝学校に来ても、宿題は自分で持っておくように1学期最終日に指示し、板書もしておいた。

朝来て、バラバラに出されると確認が大変となるからである。

また、様々な種類の宿題があるので混乱も生じる。

そのため、宿題は各自保管とした。

 

そして、始業式の後、1つずつ確認しながら回収した。

「習字持ってきた人、前に持っておいで。」

「夏スキル、後ろの人が回収して提出。」

「ぞうきん、後ろから二番目が回収」

このように『一時一事の原則』で進めていった。

忘れた子は起立させ、黒板に名前を板書しておく。

明日持ってきたら、その名前を消していく。

「ぞうきん」田中、鈴木

「夏スキル」山田、山本

というように。

このようにすると、誰が未提出なのかが一目でわかる。

「本日は宿題はなし。そのかわり、宿題や持ち物忘れの人は明日必ずもってきてね。」

と声かけをしておいた。

ここまでが1時間目。

 

2時間目は確認テスト。夏スキルについていた付録を使用した。

「夏休み中、みんながしっかり勉強していたか確認のテストをします。」

このように言って配付した。

シーンとなって勉強モードになる。これが大事。

 

クラスの7割ぐらいが完了したところで、一度ストップし、係り・当番決めを行う。

自分のPCに入れているフォーマットを大型テレビに映し出し、希望者でジャンケン。

決まったらPCに直接打ち込んでいく。

これが非常に楽。その場で打ち込んでしまえば、あとはプリントアウトして貼れば完了。

待ち時間は、確認テストの続きと見直しをさせておく。

給食・掃除・係り 3つを決めるのに15分程度。

 

3時間目は手紙配付。連絡帳。

時間が30分ほど余ったので、「夏休みに楽しかったこと3つ」スピーチ。

まずは教師がお手本を見せる。(モデリング

その後、全員起立させ、

「夏休みに楽しかったこと3つ、思い浮かんだら座る」

と指示する。その後、前に出てスピーチ。

多くの子が前にでてしっかりとスピーチできていて、感心した。大いにほめる。

少し言いにくい子が3名。

優しくフォローを入れる。2名はその後、しっかり言えた。

1名は少し難しかったので、

「また後で楽しかったことを思い出したら先生に教えてね」

と声かけして終了。

その子はさよならした後で、言いにきてくれた。よかった。

 

やっぱり子供が登校し、授業が始まると教師の仕事はやりがいがぐっと上がってくる。

日々の授業を充実させる。ここに全力を注いでいこう。