2学期開始。
始業式のあとに宿題を回収する。
朝学校に来ても、宿題は自分で持っておくように1学期最終日に指示し、板書もしておいた。
朝来て、バラバラに出されると確認が大変となるからである。
また、様々な種類の宿題があるので混乱も生じる。
そのため、宿題は各自保管とした。
そして、始業式の後、1つずつ確認しながら回収した。
「習字持ってきた人、前に持っておいで。」
「夏スキル、後ろの人が回収して提出。」
「ぞうきん、後ろから二番目が回収」
このように『一時一事の原則』で進めていった。
忘れた子は起立させ、黒板に名前を板書しておく。
明日持ってきたら、その名前を消していく。
「ぞうきん」田中、鈴木
「夏スキル」山田、山本
というように。
このようにすると、誰が未提出なのかが一目でわかる。
「本日は宿題はなし。そのかわり、宿題や持ち物忘れの人は明日必ずもってきてね。」
と声かけをしておいた。
ここまでが1時間目。
2時間目は確認テスト。夏スキルについていた付録を使用した。
「夏休み中、みんながしっかり勉強していたか確認のテストをします。」
このように言って配付した。
シーンとなって勉強モードになる。これが大事。
クラスの7割ぐらいが完了したところで、一度ストップし、係り・当番決めを行う。
自分のPCに入れているフォーマットを大型テレビに映し出し、希望者でジャンケン。
決まったらPCに直接打ち込んでいく。
これが非常に楽。その場で打ち込んでしまえば、あとはプリントアウトして貼れば完了。
待ち時間は、確認テストの続きと見直しをさせておく。
給食・掃除・係り 3つを決めるのに15分程度。
3時間目は手紙配付。連絡帳。
時間が30分ほど余ったので、「夏休みに楽しかったこと3つ」スピーチ。
まずは教師がお手本を見せる。(モデリング)
その後、全員起立させ、
「夏休みに楽しかったこと3つ、思い浮かんだら座る」
と指示する。その後、前に出てスピーチ。
多くの子が前にでてしっかりとスピーチできていて、感心した。大いにほめる。
少し言いにくい子が3名。
優しくフォローを入れる。2名はその後、しっかり言えた。
1名は少し難しかったので、
「また後で楽しかったことを思い出したら先生に教えてね」
と声かけして終了。
その子はさよならした後で、言いにきてくれた。よかった。
やっぱり子供が登校し、授業が始まると教師の仕事はやりがいがぐっと上がってくる。
日々の授業を充実させる。ここに全力を注いでいこう。