『イチロー実録2001ー2019』を読んだ。
最後、数年間のイチローの苦しみと、準備にかけた努力。ここが一番心に響いた。
イチローのような偉大な選手でさえも、年齢と闘い、周りと闘い、自分と戦った時期があるのだ。
自分もがんばろう。そう思える良書だった。
この本から学べることは多い。
自分の出番がなくても、自分ができる最善の努力をする。
自分を信じ、いつかくる場面のために、黙々とトレーニングをする。
その姿勢がかっこいい。
自分もそのように生きていきたい。
もう一冊、カル・ニューポートの『超没入』。この本も良かった。
自分の仕事を再度振り返る良いきっかけとなった。
メールやラインに大事な仕事を邪魔されないようにする。
自分をネットから守る。
これは、今後ますます重要になってくるはずだ。
自分もここ数日、アナログから毎朝の日課をスタートするようにしている。
ノートとプロッターを広げ、自分の考えを書き出す。
このアナログ戦略がとってもいい。
精神が安定し、自分の思考が磨かれていく感覚がある。
それまでは、iMacを立ち上げるところから日課をスタートさせていた。
そうすると、本質でない部分についつい注意がむいてしまう。
これではダメだ。
本質の部分をとことん追究して、自分を磨いていかなければ、自分が本当にやりたいことはできない。
朝一はアナログ戦略で、ノートとプロッターから始める。
これは一生使える優れた戦略である。