教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

教育者として恥じない行動を自分は取りたい。●●●基本文献の読み込み●●●

基本文献の読み込みをやっている。

これは自分の生命線である。

自分がこの教師の世界であと30年間生き抜くために絶対に必要な作業である。

 

先日の読み込みから、特に心に響いた部分を書きぬいた。

 

向山洋一 教育要諦集 第三巻より

P.36

教育とは、創造し、否定し、創造する営みの連続である。子どもの成長は、こうした教師の自己との闘いによってこそ支えられる。

 

教師が自己と闘い続けること、これが大切だ。

自己の実践を否定し、よりよいものにしようとする努力。

自己の甘さや未熟さと闘い、自分を磨き続ける努力。

教師として必要な腕を磨き続ける闘い。

こんな努力や闘いを自分は続けていきたい。

子どもの前に立つ以上は、この努力をやめない。

 

P.41

「教師にしかできない仕事」を、さらによりよくやりとげるために、私は自分の技を磨いていく

 

教師にしかできない仕事とは何か。

それは知的な授業だ。面白い授業だ。わかる授業だ。

これに尽きる。

だからこそ授業について学び、研究し、修業を続けていく。

今までの20数年の教師人生の中でも、間違いなく手応えはあった。

良い授業、楽しい授業、知的な授業をすれば子どもは変わっていく。

教師として最もやりがいのある仕事である。最も大事な仕事である。

この基本部分を履き違えてはいけない。

授業の腕を磨くための努力、それこそが最も重要な事柄だ。

 

P.47

やることを明確に示し、やる方法を明確に示してやることを繰り返すのである。

これしか方法はない。

 

授業でも、学校生活でも、同じだ。

やること、やるべきことを明確に端的に示し、やらせる。

うまくいけばほめる。

まずければ、改善策を伝える。

これをひたすら繰り返していくのだ。

教育者として恥じない行動を自分は取りたい。