『決断=実行』落合博満 を読んでいる。
プロの世界で成果を出し、生き抜いていくためのヒントが満載だ。
この本、名著である。
落合氏は本当によく考えている。自分の頭で考え、行動している。本を読んでいるとそれがよくわかる。
自分も、プロの教師として、あと30年間、この世界で生き抜いていくために、この本からしっかりと学んでいきたい。
チームを強くするには、どうすればいいですか?
何だかんだと言っても、しっかり食事をとり、十分に睡眠をとることでしょう。
この一節がとくに印象的だった。
考えてみてほしい。チームを強くするには、理に適った練習を他のどのチームよりも多く反復することだ。そうした練習をやり切るには、どのチームと比べても圧倒的な体力が必要になる。体力がついていないのに猛練習をすれば、ケガや故障で選手は使い物にならなくなってしまう。
では、どうすれば圧倒的な体力が養えるのか。誰よりも食べ、しっかり休養をとるしかない。つまり、チームを強くするにも、選手の実力を高めてやるにも、基本の基本となるのは食事と睡眠だ。
本当にその通りだ。
教師の世界も同じ。圧倒的な体力を身につけ、正しい教師修業を誰よりも多く反復することが大切だ。
教師の世界も体力が勝負の分かれ目となってくる。
そのために、しっかりと食べる。しっかりと休む。寝る。これが基本中の基本となってくる。
大変勉強になった。
これから30年間、働き続けられるように、自分の体力をしっかりと養っていく。
さらに、この本の中で、他の選手の動きをしっかり観察することの大切さについても書かれていた。
これも、教師の世界に応用できる。
子どもの動き、様子をしっかりと観察する。
周りの教師の動きを観察する。
そこから有益な情報を読み解き、自分の実践へと活かしていく。
これも大事な教えの一つだ。