教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

人生の手応え

一人ひとりに合った指導法の工夫が少しずつ見えてきた。

 

まず第一に、激励の原則である。

少しずつ励ましながらさせていく。

できる、できる、上手。これを繰り返して、個別に横で激励し続ける。

 

第二に、細分化の原則。

難しく感じることも細分化して、分ければできる。分ければわかる。

これは非常に有効である。

個別の指導でも、全体の指導でも、分けて教えていく。

細分化して、できるステップを積み上げていけば、子どもたちにとって達成感が出てくる。

 

第三に、所時物の原則。

場所を変えて指導する。

教師の立ち位置を考える。

やるきっかけを与えてやる。時の確保である。

 

第四に、目先を変えて気分を変えてやること。

目先のいやなことから、違う視点を与えてやる。違うきっかけを与えてやることで、拗ねていた子、固まっていた子も次の活動にスッと入りやすい。

これも試してみて有効だった。

目先を変える。きっかけをあたえる。大切な原則だ。

 

日々、目の前の子どもから学んでいる。

あれこれ試して、有効な手立てをつかんでいる。

もちろん、セミナーや本で優れた実践を学ぶことも大切だ。

セミナーや本で学んだ材料が頭の中にあるからこそ、目の前の子どもにあった指導法を組み立てることができるのだ。

あれこれ試してみることができるのだ。

 

教師は子どもの前に立つ以上、学び続ける必要がある。

この学び続けることがとっても楽しい。

人生の手応えである。