教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

生き方を先達から学び、自分の人生を豊かにする。

手帳の後ろに名言・名文を手書きでメモしている。

それを久しぶりに読み返した。

さまざまな尊敬する人の言葉を写している。それらを読み返すと元気が出てくる。自分の人生の生きる指針となる言葉たちだ。

昨日は、中でも佐藤優氏の言葉が胸に響いた。

 

佐藤優氏の著書より

1 学び続けることこそ、豊かな人生を送るための秘訣。自分の時間を作り出しながら、自分で決めたものを学ぶ。

2 良い小説を読むことによって、人生がすごく豊かになる。

3 大切なのは「いかに負けるか。」負けることから新たな自分だけの人生のテーマを作り出す。

 

どれも自分の人生に大きく関与してくる言葉である。

まず、一つ目。

学び続けることが豊かな人生を送るための秘訣。

これは本当にその通りだ。人生の真実である。

自分は何を学び続けるか。

第一に、向山型である。教育の思想や技術を学び続け、70歳までは教師を続ける。

第二に、英語と論語である。英語で小説を読み、論語を学んで人生に生かす。

第三に、小説である。

 

二つ目にも関わってくるが、良い小説を読むことが豊かな人生へとつながっていく。これもまさに真実である。

昨日、久しぶりに村上春樹氏の小説を読み返した。やっぱりいい。自分の人生について深く考えさせられた。

このように、良い小説をじっくりと読み進めていく。これを自分の人生の中核としたい。

 

三つ目は「いかに負けるか。」これも今の自分の状況を考えるとよくわかる。自分の人生の中で、仕事でも、体づくりでも、「いかに負けるか」、そしてそこからどのような人生のテーマを作り出していくかがこれからの自分の大きな課題となってくる。

 

例えば、人事。これで俺が大きく勝てる見込みはない。

定時内完結を目指している限り、人事で回ってくるのはあまりものばかりだ。それはそれでいい。どの担当でも、自分の仕事に誇りを持ち、しっかりと、きっちりと誠実に仕事をしていけばいいのだ。暇があれば、良質の小説を読み込み、さらにそれを自分でも書いて稼いでいけばいいのだ。これも負けから見つけた自分のテーマである。

体づくりでも同じだ。

勝ち続けることはできない。

年齢とともに体力は落ちていく。故障も出てくる。

年齢と相談しながら、自分の納得のいく体を作っていくしかない。

 

佐藤優氏から学んだことは、自分の人生にフル活用できる。

生き方を先達から学び、自分の人生を豊かにする。

これが自分の人生のテーマだ。

楽しく豊かに生きよう。