教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

思考の三原則に沿って、今の心境、状況を分析してみた。

安岡正篤から学んだ思考の三原則は以下の3つである。

 

思考の三原則

1 長期的な視点で考える。

2 多面的な視点で考える。

3 根本的な視点で考える。

 

1の長期的な視点で、今の状況を考えてみる。

自分が教師を続けるのは残り約30年。

その中で、今回のこの担当を全力でやる経験は必ず将来役にたつ。

それまでの担外の経験も、3年連続tの経験も、いつか必ず役にたつはずだ。

10年後、20年後、30年後に生きてくる経験や努力が必ずある。

だから、今年度は決められた担当をしっかりと淡々とやっていく。

 

2の多面的な視点で考える。

人事が思い通りにいかず悔しい思いをするという経験は、いつか自分に生かすことができる。この悔しさを自分の作品へと生かしていけばいいのだ。

また、見方を変えれば、こんなにおいしいポジションはない。

人数が少なくて楽。

持ち時間も少ない。子ども相手でやりがいがある。

さらに、どのポジションでも給料は同じ。

自分の自由になる時間がたくさんある。

今のうちにじっくりと、みっちりと教師修業を進めていけばいいのだ。

残業0、土日も必ず休みでこの額の給料をもらえる。

自分の担当の範囲では自分のやりたいようにできる。ノンストレス。

こんなにありがたいことはない。

 

今、ウクライナでは戦争が起き、職を失い、命を失い、祖国のために戦っている人がいる。

その人たちと比べれば、自分はあまりにも恵まれている。

この自分の恵まれた環境に感謝しなければバチがあたる。

職を失うことはない。給料も減らない。命もとられない。

そうであるならば、自分は自分の信念に基づいて誠実に仕事するのみである。

 

3の根本的な視点。

そもそも仕事とは誰かの穴埋めなのである。

誰かがその穴を防がねばならない。@養老孟司

自分の担当も、自分が穴を埋めよという、天からの命令なのだ。

だから、自分は自分のベストを尽くすのみ。

恥じることはない。悔しがることもない。

教師としての力量が反映されているわけではない。

子どもの事実と腹の底までの手応えをただただ追い求めて、誠実に努力を積み重ねていこう。

 

以上、思考の三原則に沿って、今の心境、状況を分析してみた。

こうやって考えると、自分のやるべきことがはっきりしてくる。

日々、教師修業に励もう。