今朝、「課題の分離」という言葉を手帳に書いた。
自分の課題と、他者の課題を分けて考えよ、ということだ。
自分の課題には、とことん向き合い、全力を尽くす。自分の課題を克服するために、努力し工夫し、とことん考え抜く。
しかし、他者の課題には、一切関与しない。
他者の課題は他者のものだ。自分が関わることはない。自分が関わる権利もなければ、義務もない。
自分は自分にできることを精一杯やる。
これがシンプルで一番ベストな生き方である。
家庭内のことも、学校の仕事のことも、この考え方で自分はやっていく。
自分は昨年度1年間、自分の担当学年をしっかりと教育した。
自分の担当の仕事にも誠実に取り組んだ。
だから悔いはない。
そして、今日から新年度だ。
自分がどの担当になるかはわからない。
それを決めるのは管理職の仕事である。自分の仕事ではない。
自分にできることは、「人事は天命である」と考えて、与えられた場で、自分のベストを尽くすのみである。
子どもたちにとって少しでも価値ある教育ができるように、時間内で自分の全力を注ぐ。
家庭内でも同じだ。
意見が食い違う。
自分は自分の課題に取り組むしかない。
あとは、他者の課題である。
家族といえども、それは同じだ。
自分は家族の中の一員として、自分の課題に誠実に向き合う。
自分の課題でないことには関与しない。
これも引き算戦略の一種だ。
シンプルに考え、シンプルに生きていこう。