人事では勝てないが、身体作りでは勝てる。
これはここ最近の自分の合言葉である。
今の働き方(定時内退勤、残業0)では、人事で勝てる見込みはない。
そう自分の中で見切りをつけた。
自分はこの働き方に誇りをもって、このやり方を貫く。
だから遅くまで残業し、朝早くから出勤し、熱心に仕事している人には勝てない。
しかし、身体作りでは勝てる。
自分の身体を鍛え、断食・断酒・糖質制限で絞る。
これはいくらでもできる。すべて自分次第だ。
だから、身体づくりに関する書籍には非常に興味がある。
自分の勝てる分野なのだ。
今までも、様々な書籍を読み学んできた。
先日も、本屋で良い本と出会えた。
『VBT トレーニングの効果は「速度」が決める』長谷川 裕
である。
VBTとは、
Velocity Based Trainingの略である。
速度に基づいたトレーニングという意味になる。
トレーニングの際に、挙上スピードを計測し、できるだけ速く上げる運動を繰り返す。
速度が一定程度落ちた段階でトレーニングをやめる。
これをやれば、オーバートレーニングを防ぎ、効果を最大限に上げることができる、というものだ。
この本からの学びは以下の点である。
1 VBT理論を自分のトレーニングにも取り入れる。
2 ただし、高価な機器は買わない。(無料オプション、反脆さ)
自分の中の「速度感覚」を磨いていき、速度を意識しながらトレーニングする。
3 できるだけ速い速度で挙上動作を行い、一定程度速度が落ちた段階でトレーニングをやめる。
4 速度の落ち具合は自分の中の感覚で捉える。機器には頼らない。
5 どの程度速度が落ちたらトレーニングをやめるのかはその時々で試行錯誤する。
6 このVBT理論は、筋トレだけではなく、ジョッグやスイムなどにも活用できる。
昨日、早速このVBT理論を自分なりに試してみた。
良い感じである。
速度を意識することで、より楽しく熱中してトレーニングができる。
速度の感覚は自分で捉えるので、無料オプションである。
より多くの感覚を磨いていくことができる。
良い本と出会えた。やっぱりリアル書店はいい。
これからも、身体づくりで勝てるように、少しずつ学んでいく。