教師修業70歳

〜70歳まで教師を続けるための教師修業法〜

教師修業は果てしがなく〜無敵のプロ教師を目指す!!〜

体育大会について、外からの視点(保護者の視点)から考察

体育大会について、外からの視点(保護者の視点)から考察する。

 

一番大切なのは、子どもたちが一生懸命に取り組んでいる姿だ。

これが見られれば、親は感動する。

我が子が一生懸命に演技や競技に取り組んでいる。

この姿をみて、我が子の成長を感じ、心が動かされるのだ。

 

それ以外のことは、すべて枝葉末節。

最後のあいさつも、最初の小手先の取り組みも、小道具もあまり関係ない。

あってもなくてもほとんど変わらない。

 

ここから考えると、教師は、「体育大会」に向けて、以下の点に留意すべきである。

 

1 練習時間は短くする。

 20時間、30時間かけるのはひどい。

10時間で十分だ。

この10時間の中で、趣意説明を行い、個別評定を行い、激励し、ほめながら子供のやる気を引き出していくのだ。

短時間で子供達の熱中状態を作れるのがプロだ。

そのために、指導法を工夫し、細分化し、研究するのだ。

 

2 小物、小手先の技にこらない。

 わざわざ時間をかけて、小物をつくる必要はない。

 小手先の出し物や技に凝る必要はない。

 親が見たいのは、そこではない。

 一番大事なのは、子供達の一生懸命な姿なのだ。

 だから1で書いた以外はすべてやめる。無駄を省く。

 そうするからこそ、教師にも子どもにもゆとりが生まれ、いいものができる。

 

3 無駄を省く

 2とかぶるが、大事なことだ。

 最後のあいさつはいらない。

 開会式や閉会式もみじかいほうがいい。ないのが一番いい。

 衣装も凝らない。なしが一番よい。

 やるべきことをきっちりとやる。

 やらなくてもよいことはばっさり切る。(引き算戦略)

 

以上3点、外からの視点で感じたことだ。

これを自分の実践に生かしていく。